バスを見なおそう
JR九州や和歌山電鐵のたま電車などのデザインで活躍する水戸岡鋭治氏。彼の作品の展示会が六本木で開催されている。今日は水戸岡氏のトークイベントだ。
さて、ウチから六本木というと、都営地下鉄浅草線から大江戸線へ乗り継ぐか、山手線で渋谷に出てバスか……となる。新橋からメトロ銀座線と日比谷線を乗り継ぐ手もあるけど、鉄道はどうも遠回りっぽいし、地下鉄は景色が見えなくてつまんない。そもそも、会場のAXISビルは六本木駅から遠いんだよね。飯倉交差点の方だし。
じゃあバスはどうかな、と思って路線図を見たら、なんと、飯倉片町というバス停があった。品川から出てるんだ。というわけで、品川から都営バス。五反田と六本木を結ぶ反96系統に乗ってみた。これ、マニアはタンクロとか呼ぶんでしょうか。
渋滞はなかったけど、いちいち停留所に停まるからやっぱり遅い。おまけに飯倉片町は循環ルートの最後で遠回りになってた。地下鉄より20分余計にかかったよ。でも六本木ヒルズのビルの中の停留所に入ったりして面白い。六本木の首都高の下にバイクの駐輪場ができていたり、発見も多し。
あと、このバスはウチの菩提寺のそばを通ったり、父方の祖父が住んでいた麻布十番を通る。これも懐かしい。一の橋バス停はいま、麻布十番駅前という名前に変わったんだね。降りて豆源のお菓子買いたいとか、原ストアでソフトクリーム食べたいとか、あべちゃんでモツ煮込み買って帰ろうとか、メンチカツの村中やグラタンのおいしいガンチャはまだあるんだろうかと、誘惑をぐっと我慢した(笑)
景色が見えるっていいな。AXISビルは飯倉片町ではなく、ひとつ前の六本木5丁目停留所が近かった。向かいに港区が運行するちいバスのBSもあるけど、ここはJRの駅に接続していない路線。ちょっと歩けば、田町駅を通る路線があったみたい。これも発見だ。
というわけで、時間に余裕があるときはバスを活用しようと思いました。