都知事のコストパフォーマンス
舛添都知事への不信任案が自公会派からも提出されて、本日、都議会全会派から提出、可決の見通しだそうで。可決した場合、どうななるか。
1.都知事辞任→都知事選
2.都知事が議会解散→都議会議員選挙→再度都知事不信任案可決→都知事選
どっちにしても選挙です。
舛添さんは「いま都知事選をやるとリオ五輪と重なって都政が混乱する」と言ってるそうですけど、なんで地球の反対側の運動会が都政に影響するのかわかんない。そもそもスポーツと政治は建前上別物です。建前ですけどね。
舛添都知事は公私混同しまくったけど、石原都知事はもっとカネ使ってたぞ、という論調もある。たしかにそうなんだけど、なぜ石原都知事は許されて、舛添都知事は許されたのか。
石原都知事は、都知事の報酬以上の働きをしたからだと思う。
石原慎太郎都知事時代の実績凄すぎワロタwww - 気になったニュース
それぞれ賛否両論あるでしょうけど、石原都知事は、仕事をしたかしないかといえば、したんだよね。登庁日数が少ないとか関係ない。時給じゃないし。給料以上の働きをした。その差額は名目上の業務兼旅行でもいいんじゃないの? クリーンじゃないけど。という空気があったと思う。
舛添都知事は何をしたんだろう。オリンピック招致は猪瀬時代だし。
私の身近なところでは喘息治療費補助の削減ってのがあって、私より高額な治療費の人は負担が増えた。これもヘンなんだよね。軽症のひとはタダで、重症のひとは負担が増える。でも軽症の私は仕事ができてる。重症のひとは働けないレベルの人も多い。逆じゃないかなあ。軽症のひとの自己負担を増やして、重症のひとの負担を軽くすべきだと思うんだけど。しかも舛添さん、もと厚労相だよね。その辺わかってると思うんだけど。
たぶん、舛添都政に関しては、他の分野でも似たような締め付けしかしてないんじゃないか。舛添都知事が給料プラス流用経費以上に、都民にメリットのある働きをしたら、こんなに文句を言われなかったんじゃないかなあ。
これ、庶民のあらゆる経費流用に通じることだと思う。ぶっちゃけ経費流用なんて誰でもやってる。営業マンが仲良しのお客さんと昼飯食って会議費にしたりとか。オレもやってた。事務職のひとは昼飯だって自腹だよ。だけど会社のカネで飯食ってたもの。だけど、その給料と役得以上に稼いだ自負はあるし、自分のせいじゃないのにお詫びの前面に立ったりといやな思いもした。そういう暗黙の了解があったし、もしかしてそれ込みで給料を安く設定されていたかもしれない。
舛添都知事は都民にとって、首都だから国民にとってと言う部分もあるけれど、コストパフォーマンスが悪すぎたよね……。実績があるならアピール不足。
つまり、舛添都知事が攻められるべきは経費流用じゃなくて、仕事をしなかったことなんだよなあ。
さて、次の都知事は誰なんでしょう……。
1.都知事辞任→都知事選
2.都知事が議会解散→都議会議員選挙→再度都知事不信任案可決→都知事選
どっちにしても選挙です。
舛添さんは「いま都知事選をやるとリオ五輪と重なって都政が混乱する」と言ってるそうですけど、なんで地球の反対側の運動会が都政に影響するのかわかんない。そもそもスポーツと政治は建前上別物です。建前ですけどね。
舛添都知事は公私混同しまくったけど、石原都知事はもっとカネ使ってたぞ、という論調もある。たしかにそうなんだけど、なぜ石原都知事は許されて、舛添都知事は許されたのか。
石原都知事は、都知事の報酬以上の働きをしたからだと思う。
石原慎太郎都知事時代の実績凄すぎワロタwww - 気になったニュース
・朝鮮総連への課税
・国旗と国歌強制
・黒字になるまで都職員を減らし自身も含め給料減額3年間ボーナスカット
・特定施設の税減免措置排除
・銀行税
・都バスの広告付与
・赤字第三セクターの売却
・都財政の黒字化(1兆円の貯金をつくる)
・日本で初めて公会計制度を取入
・風俗店の一斉撤去
・電気、ガス、水道工事の1本化
・害鳥の駆除
・排ガス規制
・東京オリンピック誘致計画
・東京水
・災害時(三宅島噴火、東北大震災の際の迅速な対応)
・災害対策費の備蓄
・羽田沖の拡張、第四滑走路の建設
・東京の治安回復
・新型インフルエンザの特効薬タミフル400万人分備蓄等危機管理
・東京マラソンの実施
・認証保育所の待機児童対策
・長寿医療に対する独自補助
・南鳥島の承認
・三環状整備
・横田空域一部返還
・羽田国際化
・都心再開発に伴う人口の都心回帰
・学区撤廃
・ビッグレスキュー
・緑地面積の拡大
・建物の耐震化促進
・夕張市へ都職員の派遣(副知事提案)
・尖閣諸島購入計画
・新銀行東京
・築地市場移転計画
・東京都青少年健全育成条例改正案
それぞれ賛否両論あるでしょうけど、石原都知事は、仕事をしたかしないかといえば、したんだよね。登庁日数が少ないとか関係ない。時給じゃないし。給料以上の働きをした。その差額は名目上の業務兼旅行でもいいんじゃないの? クリーンじゃないけど。という空気があったと思う。
舛添都知事は何をしたんだろう。オリンピック招致は猪瀬時代だし。
私の身近なところでは喘息治療費補助の削減ってのがあって、私より高額な治療費の人は負担が増えた。これもヘンなんだよね。軽症のひとはタダで、重症のひとは負担が増える。でも軽症の私は仕事ができてる。重症のひとは働けないレベルの人も多い。逆じゃないかなあ。軽症のひとの自己負担を増やして、重症のひとの負担を軽くすべきだと思うんだけど。しかも舛添さん、もと厚労相だよね。その辺わかってると思うんだけど。
たぶん、舛添都政に関しては、他の分野でも似たような締め付けしかしてないんじゃないか。舛添都知事が給料プラス流用経費以上に、都民にメリットのある働きをしたら、こんなに文句を言われなかったんじゃないかなあ。
これ、庶民のあらゆる経費流用に通じることだと思う。ぶっちゃけ経費流用なんて誰でもやってる。営業マンが仲良しのお客さんと昼飯食って会議費にしたりとか。オレもやってた。事務職のひとは昼飯だって自腹だよ。だけど会社のカネで飯食ってたもの。だけど、その給料と役得以上に稼いだ自負はあるし、自分のせいじゃないのにお詫びの前面に立ったりといやな思いもした。そういう暗黙の了解があったし、もしかしてそれ込みで給料を安く設定されていたかもしれない。
舛添都知事は都民にとって、首都だから国民にとってと言う部分もあるけれど、コストパフォーマンスが悪すぎたよね……。実績があるならアピール不足。
つまり、舛添都知事が攻められるべきは経費流用じゃなくて、仕事をしなかったことなんだよなあ。
さて、次の都知事は誰なんでしょう……。