さよなら、ばーちゃん
母方の祖母が6月3日未明に亡くなりました。99歳と8カ月でした。白寿。
耳が遠いだけで元気なばーちゃんでした。銭湯の番台とフロントに80年も座り続けました。先に亡くなった祖父との間に5人の子をもうけ、孫が5人、ひ孫が5人。グランドマザーです。一族の長。
昨年11月に閉店してからは、私が月に一度くらい、近くの銭湯へ送迎していました。そのときも杖ついて歩いてました。4月4日に銭湯に行って、そろそろ次の番かな、と思ったら、4月23日に心筋梗塞で倒れ、緊急入院。でも数日で集中治療室を出られた。もっとも、意識は回復せず。なんだか、99年分の楽しい夢を見ているような寝顔でした。
脳も心臓も大きな損傷はなさそうで、そのまま眠り続けるか、それともふっと意識を戻すか、と思っていました。しかし6月3日に永眠。文字通り永眠。
6月6日に通夜。6月7日に告別式でした。
棺に入れた写真。すごいねぇ。こんな写真、ドラマでしか見たことない。
人生も99年になると歴史です。