すぎやまの日々

鉄道＆Ｅスポーツライターの日常とか。

さよなら、ばーちゃん

2016/06/07 Tue

母方の祖母が6月3日未明に亡くなりました。99歳と8カ月でした。白寿。
耳が遠いだけで元気なばーちゃんでした。銭湯の番台とフロントに80年も座り続けました。先に亡くなった祖父との間に5人の子をもうけ、孫が5人、ひ孫が5人。グランドマザーです。一族の長。

昨年11月に閉店してからは、私が月に一度くらい、近くの銭湯へ送迎していました。そのときも杖ついて歩いてました。4月4日に銭湯に行って、そろそろ次の番かな、と思ったら、4月23日に心筋梗塞で倒れ、緊急入院。でも数日で集中治療室を出られた。もっとも、意識は回復せず。なんだか、99年分の楽しい夢を見ているような寝顔でした。

脳も心臓も大きな損傷はなさそうで、そのまま眠り続けるか、それともふっと意識を戻すか、と思っていました。しかし6月3日に永眠。文字通り永眠。

6月6日に通夜。6月7日に告別式でした。
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棺に入れた写真。すごいねぇ。こんな写真、ドラマでしか見たことない。
人生も99年になると歴史です。
　

80年の歴史を持つ銭湯は引き払い、今月中に祖母と叔父夫婦はマンション暮らしになる予定でした。しかしばーちゃん、銭湯から送り出してほしかったんだろうね。引っ越しで忙しくなるから空気を読んだタイミングというか。100歳になったら都からお祝いをもらえるらしいんだけど「マスゾエの名が入った記念品なんかいるかっ!」なんて思ってたりして。

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生前の祖母はずっとここに座ってた。自分でトイレに行くし、食べた食器も自分で洗う。でもそれ以外はここでずっとテレビを見てた。

いんてるは人見知りするんだけど、ばーちゃんとは仲良し。だって……
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おやつをいっぱいくれるから(笑)　ばーちゃん、自分のおやつもあげちゃうw

ラブラブっすねー。

病院から帰ったばーちゃんの臭いをかぐいんてる。「おやつちょーだい」と鼻でつついたり、布団から掘り出そうとしたりw　発掘やめろww

ぼくは初孫だったので、とてもかわいがってもらったと思います。
さよなら、ばーちゃん。

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COMMENTS

samurai | 2016/06/09 11:36: ご無沙汰しております。　前々から伺ってはおりましたが。　ご愁傷様です。　歴史の重みを感じさせる、素晴らしい人生でしたでしょう。我々昭和生まれにとっては信じがたい事です。

近いうちにまた飯かＢＢＱでも、真夏にならないうちにやりましょう。