大学の講義が始まりました。
学食! 営業時間が繰り上がってる! もうあそこでお昼ご飯を食べられない。楽しみだったのに。寂しい。新宿飯を開拓しなくちゃ。というわけで、お昼は向かいのビルでエスニック料理のバイキング。腹たち紛れに10分で食べまくった。
卓のパソコンがoffice2010になり、操作に困った(笑) 。
最近のパソコン難しいわ(笑)
今年から教室が小さくなって、学生さんたちの密度が濃くなりました。いい感じです。大教室はスカスカで、後ろの方は把握しにくかったからなぁ。適度に密度があると、学生さんの食いつきがいいよ。今年はさらに楽しくなりそう。
で、反作用として、ヤジを飛ばす学生の声もよく聞こえます。取りあえずやんちゃな男子をひとり叱りました。大学は社会。社会人が社会人に知識を受け渡す場所。私は便宜的に先生と呼ばせていますが、文章作りの職人です。職人から技を受けたいなら、それなりの志と振る舞いが必要。小中学校の先生とは違うよ。義務教育じゃねーし。気に入らん奴をは退場させる権利がある。
叱られた学生は二つの意味で幸運です。ひとつは、叱られたこと自体。社会では叱られることはあんまりない。せいぜい新人教育くらい。その後は叱らない。黙って切り捨てられるだけ。会社なら閑職に飛ばされるかクビ。フリーなら干される。
変わりはいくらでもいるから、いやな奴とはつきあわなくていいわけ。だめな奴は捨てても構わない。叱られて自覚できる機会があるって幸運です。私がフリーになって困ったことは、叱ってくれる上司がいないってこと。まあ、独り立ちってそういうことですけどね。
もうひとつの幸運は、私に名前を覚えられたこと。数十名の学生の名前を4ヵ月で全部覚えるなんて無理です。良いことでも悪いことでも、相手に覚えてもらえたらラッキーです。
振り返ると、私が会社を辞めてからもお付き合いがある人は、私を叱ってくれた人の方が多い。そしていまでも気にかけてくださる。うれしいことです。ぶつかり合うことは、濃いつきあいの始まりでもある。
そういうことは、まだあの学生ちゃんにはわからないだろうなあ。なんかふてくされて寝てましたよ。「このやろう俺を怒鳴りつけやがって」と睨み返してくれたら、ちょっとは見込みありだと思うんだけどな。