【映画】容疑者Xの献身
かつて天才数学者と呼ばれた石神(堤真一)は、その頭脳を活かせる場所がなく、不本意ながらも高校教師として暮らす。人と関わることが苦手で、恋愛にも縁がない。そんな石神にとって、アパートの隣に住む花岡靖子(松雪泰子)とその娘の暮らしが心の支えだった。石神は壁から漏れ聞こえる母子の声を迷惑とも思わず、むしろ微笑ましく感じて、いつしか母親に好意を寄せる。しかし、そんな母子に災難が降りかかる。別れたはずの暴力夫が現れ、抵抗する母子は夫を殺してしまった。物音でそれを察知した石神は、母子を助けるために自身の才能のすべてを発揮する。完全犯罪を成し遂げようとする石神の前に立ちふさがった人物とは、かつての大学で同期であり、やはり天才と呼ばれた準教授、湯川(福山)だった……。
ずいぶん前に観たけど、感想を書くとネタバレになりそうだった。そろそろ書いちゃおうかな、と。