すぎやまの日々

東京に戻ったらさくらが満開になってた。






今年は大島桜も同時に咲いて賑やかです。

と、いい気持ちで帰ってきたら、メールサーバにアクセスできない。レンタルサーバ会社から接続プロバイダーのほうにメールが入っていて、不正アクセスがあってパスワード認証も通り抜けていたから、緊急処置としてパスワードをリセットしたとのこと。アクセス元がロシアとか台湾とかオーストラリアとか、すごい。

こりゃマズいな、と、メールだけじゃなく、PCで使ってる銀行やらSNSやらのパスワードをすべて変更した。うーん、覚えらんないorz

念のため無料McAfeeでスキャンしたけど、詳細情報を出さずに有料版を変えとしか言わない。WindowsDefenderでフルスキャンをかけたらトロイの木馬が数匹いた。ディレクトリクリーナーソフトのフォルダに隠れていた。まるごと除去。いつこんなソフト入れたんだろう。っていうかMcAfeeもいつ入れたんだろ。こわいこわい。っていうか、ブロックしろよMcAfeeもWindowsDefenderも……。

神岡、3日目。今日はレールマウンテンバイクの体験取材です。トロッコ台車に自転車を乗せて、ペダルを踏んで走らせる。保線点検用の車両にヒントを得て作られたそうで。

わー、なにこれ! たーのしー!　ぼくはレールの上を走るのが得意なフレンズだよ。写真はペアの大館・小坂鉄道レールバイクのOさんに撮っていただきました。レールの上だからよそ見してもいいし、手放しで写真を撮れる。でも車間距離は注意ね。


折り返し地点の車庫で気動車や機関車を見学した。

昼食前にテレビ局さんからお電話をいただき、築地市場改築と豊洲移転の話でインタビューの申し込み。以前の記事を読んでいただいたようで、下調べして14時にお話ししましょうという段取り。

お昼ご飯はスタッフの皆さんに混ぜていただいて、郷土料理のトンちゃん焼き。牛モツ鍋だけどトンちゃん。鉱山労働者のスタミナ源だったそうで。とうちゃん→とんちゃんですかねぇ。おいしかった。


みなさんとお別れして帰りもドライブ。神岡に来たんだから、ニュートリノ研究のスーパーカミオカンデを見学……ってできないそうで、そのかわり、道の駅に寄りました。

こういうことができるからツーリングっていいな。そしてこの駐車場で電話インタビューを受けました。


スーパーカミオカンデのレプリカがあるんです。紹介ビデオを最初から最後まで拝見しましたけど、結局よくわからんかった。空から降るヤツと、地球の反対側から届くヤツを観測してるらしい。ニュートリノはいつも物質を通り抜けるらしい。オレの身体の中も!

おやつに念願の飛騨牛。
レトロ瓶コーラと。


さあ出発だ! 峠越えドライブたーのしーい!


松本インター直前にコンビニに寄って休憩、するとテレビ局さんから着信が。番組で使う図の相談でした。んー、ノートPCを持ち歩いてないんですよねぇ。地図検索して、ネットカフェを見つけて、1時間ほど作業してデータを送信。残りは帰宅してからね。

で、真っ直ぐ同じコースを帰るなんてつまんないから、静岡経由。



お目当ては静岡県民の宝、さわやかのげんこつハンバーグ。すごく混んでるという噂だったけど、大雨の上に20時半着でちょうど入れ替え時。20分くらいで入れた。なるほど、コストパフォーマンス高いですなあ。

横浜で犬を引き取り、自宅戻りは0時チョイ過ぎ。テレビ局さんに追加資料を送って本日は終了。

奥飛騨で迎えた誕生日。3年前は気仙沼の宿で誕生日だったなあ、と思い出したりして。50歳になりました。やっと人生の半分です。カッコいいシニアを目指してがんばろうと思います。




ロストラインフェスティバルの取材。お昼は駅弁を買ったんだけど、鮎の炊き込みご飯でした。飛騨牛……と思ったら、牛は古川の名物だそうで。ここは市町村合併の前は神岡町だったんですね。


仕事とはいえ、朝から晩まで鉄道で遊べて満足な一日。

明日の朝から廃線の活用イベントを取材するんです。場所は飛騨市神岡。奥飛騨温泉。廃線だから、最寄り駅がない。鉄道で行けないところ。北陸新幹線か飛行機で富山へ行って、そこからバスなんだけど、現地の移動を考えたらレンタカーかな。いや、レンタカーって結構高いよ。しかも3日間だよ。じゃあ、自分のクルマで行くか! 鉄道ライターのくせに(笑)

Googleで調べたら、休まず走って5時間くらいですよ。中央道で松本、そこから国道で北アルプスと南アルプスの間を抜けてく。費用は高速代が4000円くらい。距離が288kmだから、たぶん、ガソリンは3000円でいけちゃう。片道7000円。やっす。北陸新幹線だけで1万2000円かかるって言うのに。

よーし、走るかあ!

というわけで、昼過ぎまで原稿を書いて、犬を乗せて出発。横浜の実家に犬を預けて15時出発。中央道に乗って松本で降ります。19時くらい。セブンイレブンで初休憩。デリコーナーに松本盆地名物の山賊焼があった。ステキ。1個買いました。あとおにぎり。これで晩飯にしようと思ったんだけど、ここから2時間くらいかかるから、ご飯をしっかり食べちゃおう。


ネットで検索したら、近くに食堂がありました。

山賊焼定食を頼んだらコレ。普通盛りですよ。普通なのに山賊焼が3枚も乗ってるよ! うわー、デカモリ系の店だったか。不意打ち食らった……。しかも、なんといいますか、アブラでベタベタorz。悪くないんだけど、学生時代に食べた山賊焼とは違うなあ。食べきれなかったよ。別途持ち帰り用に注文したピリ辛山賊焼のパックの中に1枚、押し込んだ(笑)

お腹いっぱいで峠越えに出発。すっかり暗くなっちゃって、ときどき冬季閉鎖の看板があって、県境通行止めとか。おいおい、この道は大丈夫かな。途中で通行止めになって迂回って、どこまで迂回すんだろ。富山?　岐阜?　対向車が来るから大丈夫だろうな。ドキドキしながら走ったよ。

何年かぶりの長距離ドライブは楽しかった。好きな曲をかけて、録音しておいたラジオ番組を聴いたりして。

ホテル到着は22時でした。ソッコーで寝ました(笑)

会社員時代によく読んでいた洒落た雑誌からお声がかかりました。うれしいなあ。打ち合わせ場所は出版社さんに。お伺いしました。なぜならば、桜の名所のそばだから。行ってみたかったけど機会が無かった場所のひとつ。


目黒川の桜は、不動前付近から中目黒あたりまでが見どころらしい。そしてここは真ん中あたり。さて、どっちへ行こうか。

北かな


南かな

両方にしました。中目黒手前で折り返して不動前から帰る感じ。はじめは桜を見ていたけれど、だんだんボンボリが気になり始めた。夜景もきれいなんですよね。その照明がこれだと思うんですけど……なんかいろいろ書いてある。



煙突も壊します。目黒清掃工場解体だそうで。



もう召されてください!!
ケンケン元気に散歩中
田中ブー・アン・ヒ



細胞から希望をつくる……



ジェイジェイ、大人気だな……

目黒川の桜はボンボリを見よ。

暖かいのでここで休憩。だいぶ咲いてきたけど、まだ五分咲きくらいかな。



お昼はイケポンとジェフとサバ定食食べた。この店はサバ定食しかない。ノルウェーのサバを神栖で下ごしらえして大森で焼くと。これで1000円。

ときどき焼き魚を食べたくなるんですよねー。

公園の桜はまだまだですけど、気の早い人たちがお花見やってます。


VR付きのCDアルバムを買いました。レンズ付きメガネを組み立てて、スマホにアプリをダウンロードして、レンズ付きメガネにセットします。これでVR。360度の視界で3Dグラフィックス。すごいなー。女の子が目の前でダンスしてる。アゴを触られそうなほど近くにいる。チューしちゃう距離。3000円くらいのCDのオマケにVRが付いちゃう時代ですよ。


なんて話をしながら、イケポンととんかつ食べました。

ソファがお気に入りのようで、私の布団とソファの間にクッションを置いて段差を作ってます。寝るときはアタマの横にいるんだけど、いつも目覚めるとこんな姿。

犬に起こされなくなって何年経つだろう(笑)

開花宣言は出ましたけど、公園の桜はまだまだ……。


でも日曜日だからお花見が始まってます。

いちばん咲いている木の下でテント……。お花見できないと思うけど。風よけ待避所でしょうか。


犬もたくさん来ていました。普段来ない犬たちは嬉しそうにはしゃいでるんだけど、てる坊といつもの仲間たちは、いつもの場所だから淡々としている(笑)

どこか連れて行こうかな……。

いきなり難易度が上がるブログはこちらです。

文芸誌に書かせていただく機会がありまして、初校が届きました。校閲さんがきっちり仕事をしてくださって嬉しい。事実確認とか用語の提案とか、そんなに多くはないんだけど、ひとつひとつ修正していると、ああ、文章が磨かれていくよ……。曇りが取れてキラキラしてきたよ……ってなる。

そんななか、文字修正の指摘がありました。肥薩線の “薩”。これは “薩󠄀” が正しいそうです。一瞬、何のことかわからなかった。日本語変換はATOKを使っていて、熟語変換だから間違いって言われても……。

しかしこの指摘は正しかったんです。 “薩” と “薩󠄀” 。違い、わかりますか? わかる人とわからない人がいると思うんです。なぜかというと、環境によってはどちらも “薩” になるから。私の場合、エディタでは表示できません。でも、Webブラウザでは表示できました。

画像で表すとこんな感じです。

産　みたいな部分の、上の部分が 文 か 立 か。JIS規格は 文 です。立 のほうは異体字。校閲さんの指摘は、薩摩藩の薩は、本来は異体字なんですよ、と教えてくださったわけですね。さすが文芸誌。地名、人名は正確に表記すると。

というより、出版社はもともと活字や写植できちんと使い分けていたわけで、電子化されたときに略字ばかりになって手間が増えたんですね。

2008年に文字記号が国際規格ISO/IEC 10646に規定されて、このときに異体字に対応しました。文字コードにぶら下がるコードを追加する方法です。それがIVS(Ideographic Variation Sequence/Selector)なんだって。
IVD/IVSとは | 文字情報基盤整備事業
IVSに対応したソフトウェアでは異体字を表記できます。なるほどー、たしかに日本語入力システムATOKは漢字変換候補の後に《IVS》って表示されていた。

ワープロソフトではきちんと別々に表示してくれる。だけど、私はふだん秀丸というテキストエディタを使っているので、IVSを選択すると、空白の１文字が挿入される。SHIFT-JISコードでもIVSに対応したと書いてあるけど、まだ完全ではないみたい。
秀まるおのホームページ(サイトー企画)−秀丸エディタ 新機能の紹介(IVSとUnicodeフォント)

勉強になりました。しかし紀行文などは地名が多いしなあ。これからはワープロで書いて入稿したほうがいいんだろうか。ワープロは多機能すぎてフリーズしやすいから不安なんだよなあ。今は大丈夫かな。