A列車で行こう9 公式エキスパートガイドブック あとがき
ゲームガイドブックは書籍の位置ジャンルを成し、今までにたくさんの本が出版されました。そのなかで、『A列車で行こう9 公式エキスパートガイドブック』は異例な内容となっています。
ゲームの機能解説より、フリーウェア『OuDia』の機能解説のほうが多い。
本文128ページのうち、約半分が『OuDia』。
たぶん、日本で初めての『OuDia』攻略本です(そこまで言うか)。
作者のTake-Okmさんは、快く使用を許可してくださいました。
でも「ここまでやるか」とビックリすると思います。
アートディンクさんもチェック原稿を見てびっくりされただろうなあ。
よくこの企画を通してくださいました。
この本は、列車運行シミュレーションとしての『A列車でいこう9』の面白さを追求したかった。そのためにはどうしても『OuDia』が必要でした。
さらにウラ話ですが、このダイヤ運行の部分は、前作『公式ガイドブック』では16ページくらいでやるつもりでした。ところが、いつものように(ゴメン)私の進行が遅れまくり、『列車カタログ』に変更となりました。
そのとき私も編集者さんも「16pでやるより次回作で」という気持ちがあったんですね。それが成就してよかったよかった。
あと、本文のレイアウト、図版などはデザイナーさんに大変なご苦労とご迷惑をおかけしたと思います。ごめんなさい。でもかっこ良く仕上がってます。ありがとうございました。
A列車でいこうDSに同梱したガイドブックのデザイナーさんも上手な方でじた。鉄道系のデザインって、デザイナーさんにもやりがいのある分野なのかなあ。
締切りを延ばし延ばし書いているときはプレッシャーで泣きそうですが、書き終わるとまた何か作りたくなります。次はA列車でいこう10かな? あ、3DSか!
COMMENTS
たどり付きました。
私もダイヤを組む時「oudia」を使っているのですが使用方法の理解が中途半端なのでいつも「もう少しうまい方法はないか」と思っておりました。
記事を読ませていただき私にぴったりな本だと思ったので、ぜひ書店で購入させていただきます。
単線のシンプルなダイヤから始まって、支線を組み込む方法などへと段階的に発展していきます。ぜひじっくり試してみてくださいね。