夕張鹿鳴館とカシオペア
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帯広から朝イチの札幌行特急「スーパーとかち」に乗る。
「ちょっとちょっと、日の出よ、あそこ!」
朝から盛り上がってますよ。しかし素人が楽しめたのは昨日までさ。今日は辛いぜ。夕張線(石勝線支線)と室蘭本線の支線を往復するだけだ。もうね。昨日に比べりゃ地味すぎる乗りつぶし消化日程ですよ。
なんにもない新夕張駅から支線に乗り換えて夕張へ。この時期は観光施設は閉まっていて、巨大なスキーリゾートが視界を遮る。とっとと今きた列車で折り返し、隣の鹿ノ谷駅へ。
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ここも何もない無人駅だけど、徒歩15分のところに夕張鹿鳴館がある。夕張炭鉱が賑わった時代の迎賓館。昭和天皇もお泊りになられたところです。古い建物で室内も寒いけど、母はここでも楽しそう。この世代、皇室に憧れてますもんね。併設のレストランで鹿肉のハンバーグを食べました。あれ、やっぱり楽しくなっちゃったなあ。
特急を乗り継いで室蘭へ。約2時間で折り返します。半端な時間です。景勝地に行くには足りないし。近場にはなにもない。でも、かわいすぎる駅員さんによると、15分ほど歩くと室蘭駅の旧駅舎があり、観光案内所になっているとの事。雪解け道をてくてく歩きます。
「私、歩くのなんて平気ですから」そーですか……。
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観光案内のおばちゃんに、小一時間で見られるところは? と聞くと、思い当たらない様子。案内地図をもらったら、徒歩15分くらいのところ、室蘭港を望む場所に公園がある。ここに行こうというと、
「もういいじゃない。戻りましょうよ」キター! 退屈キター! 歩くのしんどいキター! そこで俺、ビシっと言いましたね。
「終着駅にきて、何も見ないで戻っても面白くないでしょ。歩きますよ」と連れ回しの刑。そして室蘭港。これがまたいい景色なんですよ。湾越しの正面に雪化粧した山が見えちゃって。観光案内のおばちゃん、地元過ぎてこういうところの良さがわかんないんだろうなあ。
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