思い出いろいろ
元ログインの編集者さんから連絡をいただきました。A9パッケージに封入される冊子のお話。発表会会場でも紹介されたように、ログインの記事を採録するそうですよ。その辺から僕はちょっと懐古モード。
僕が書いた「A列車で行こう」シリーズの記事は、ログインのA4からです。1ページの半分くらいが手製の列車ダイヤ図。マニアックだったなあ。ダイヤを作れるってことが嬉しくて仕方なかったんですね。ああいう記事が許されちゃうところがログインらしいというか。
ただ、あの時の僕はライターではありませんでした。ログインの広告営業担当でした。今思うと、特定のお客さんに肩入れしたみたいでまずかったか(笑)。アートディンクさんが、「発売前に見たい?」って呼んでくださって、そりゃあもう見たいんですよ。いきます! って。会社には接待に行ってきますとかウソついて(笑)。
行ってみたら、なぜか中華料理をごちそうになりました。早く遊びたいのに……とか思いつつ、まあ肉も好きだしみたいな。で、夜遅くなってからいよいよスタートです。VIP待遇なんです。別室にひとり分のmidi環境のマシンが用意してあった。どうぞ思う存分に……って。僕はそんなに接待されるような編集者じゃないんですよ。広告担当はどっちかっていうと「出入り業者」です。
ああ、せっかくここまで用意して貰ったのに、もう終電じゃないか、と思ったら、「なにかヘンなことがあったら書いてくださいね」ってレポート用紙が置かれ……。なんと僕はデバッグに参加させて貰っていたのでした。翌日がマスターアップだったそうで。大部屋のほうでは社員の皆さんが総出で作業中。「いつも僕が広告をいただく商品は、こうして大勢の人たちが大変な思いで作ってらっしゃるんだなあ」と感動しちゃいました。ほんとうに勉強になりました。
フリーライターになってからは、しばらくA列車系の記事は書いていないんです。A列車がコンシューマ系になっちゃったからかな。ログインのA4の記事を覚えていて下さった方がいらして、まず21st でパッケージ封入のガイド小冊子を書いて、ログインではA7から書き始めました。そして公式ガイド、A8……と続きます。あれ、21stってログインでも書いたかも。いずれにせよ、封入冊子で明らかになるでしょう。楽しみです。
A4の記事の編集担当者さんは、その後、いくつかの雑誌などに転職なさいまして、現在はマイコミジャーナルでPC関係のご担当です。彼が僕の鉄道好きを知っていて、マイコミジャーナルで鉄道ネタを始めるときに紹介してくださいました。そしていま、私の仕事は鉄道系(実物の)が半分以上になっています。
僕はブルートレインブーム世代です。少年時代から種村直樹や宮脇俊三を読んで、将来は鉄道を書く仕事をしたい、と思っていました。その後パソコンやゲームが出てきた。僕は大学ではリゾートビジネスを学んでいました。バブルの頃ですね。同期がみな大手ゼネコンや上場企業に行く中、ゲームとパソコンの出版社、アスキーに入社します。教授には凄く怒られた(笑)。
いま、あの時なりたかった「鉄道を書く」仕事をしています。そう思うと「A列車で行こう」は私の人生に大きな影響を下さいました。僕にとってA列車の仕事は、飯のタネでもありますが、ご恩返しでもあります。「だったらちゃんとやれ」と叱られそうな気もしますが……。
ああ、せっかくここまで用意して貰ったのに、もう終電じゃないか、と思ったら、「なにかヘンなことがあったら書いてくださいね」ってレポート用紙が置かれ……。なんと僕はデバッグに参加させて貰っていたのでした。翌日がマスターアップだったそうで。大部屋のほうでは社員の皆さんが総出で作業中。「いつも僕が広告をいただく商品は、こうして大勢の人たちが大変な思いで作ってらっしゃるんだなあ」と感動しちゃいました。ほんとうに勉強になりました。
フリーライターになってからは、しばらくA列車系の記事は書いていないんです。A列車がコンシューマ系になっちゃったからかな。ログインのA4の記事を覚えていて下さった方がいらして、まず21st でパッケージ封入のガイド小冊子を書いて、ログインではA7から書き始めました。そして公式ガイド、A8……と続きます。あれ、21stってログインでも書いたかも。いずれにせよ、封入冊子で明らかになるでしょう。楽しみです。
A4の記事の編集担当者さんは、その後、いくつかの雑誌などに転職なさいまして、現在はマイコミジャーナルでPC関係のご担当です。彼が僕の鉄道好きを知っていて、マイコミジャーナルで鉄道ネタを始めるときに紹介してくださいました。そしていま、私の仕事は鉄道系(実物の)が半分以上になっています。
僕はブルートレインブーム世代です。少年時代から種村直樹や宮脇俊三を読んで、将来は鉄道を書く仕事をしたい、と思っていました。その後パソコンやゲームが出てきた。僕は大学ではリゾートビジネスを学んでいました。バブルの頃ですね。同期がみな大手ゼネコンや上場企業に行く中、ゲームとパソコンの出版社、アスキーに入社します。教授には凄く怒られた(笑)。
いま、あの時なりたかった「鉄道を書く」仕事をしています。そう思うと「A列車で行こう」は私の人生に大きな影響を下さいました。僕にとってA列車の仕事は、飯のタネでもありますが、ご恩返しでもあります。「だったらちゃんとやれ」と叱られそうな気もしますが……。
COMMENTS
なるほど、丁寧な記事の中に静かな情熱を感じるわけです。
各方面との信頼関係も築かれていて、すごいなぁと思います。
そして、好きな仕事ができるというのが一番うらやましい。
A9封入冊子楽しみにしています。
追記:A9の新ショットありがとうございます。ガソリンスタンドが良い感じです。
スクリーンショットは発表会で貰った動画ファイルからの切り出しです。この動画は私のPCではカクカクです。パワーアップしなくちゃだなあ。FPSの大作やスポーツがコンソールに移行しているので、もうPCに金かけなくていいや、なんて思っていたんですが。
A9同梱のビデオカードとか発売されないだろうか。Quakeみたいに。