往年のクリエイター
ロケでこんな写真も撮ったよ↓
源平討魔伝という懐かしいゲームのレビューを書きました。レビューといっても、主人公の紹介が半分というね。ちょっと反則なんですけど。ゲームに興味を持って貰うコラムって、こういう方向がいいと思う。ゲームの攻略自体はファンの人がWebでやってるわけだから。プロの物書きはプロにしか書けない視点で書かなくちゃ。
源平討魔伝という懐かしいゲームのレビューを書きました。レビューといっても、主人公の紹介が半分というね。ちょっと反則なんですけど。ゲームに興味を持って貰うコラムって、こういう方向がいいと思う。ゲームの攻略自体はファンの人がWebでやってるわけだから。プロの物書きはプロにしか書けない視点で書かなくちゃ。
さて源平討魔伝。設定がすごいです。主人公のは平景清。なんてマイナーな人を持ってきたんでしょう。平清盛とか平忠盛ではないんですよ。参考までにここを見てください。景清だけちょっと離れていますね。なぜかっていうと、実は景清さんは、平家の血筋ではないんです。お父さんが清盛に仕えて、忠義ぶりが認められたので平家を名乗ることを許されたんです。しかし景清は強い武将でした。そして、平家の血筋ではないからかもしれませんが、負けても自害しなかった。生き延びて捕らえられ、獄中で絶食死します。
景清の名で、歌舞伎が好きな人はピンと来るかもしれません。「景清」という演目があるんですね。牢に捕らえられた景清に対して、源氏の武将は平家の財宝の場所を聞き出そうとする。しかししゃべらない。そこで源氏は、景清の妻と娘を景清の目前で拷問にかけます。それをみた景清が、抑えていたパワーを爆発させて牢を破り、妻と娘を救おうとする、という話。
景清が情に厚く、いかに源氏を憎んでいたか。源平討魔伝のストーリーは、平家の武将が頼朝を倒すというもの。そのキャラにピッタリな人はやはり景清でした。あの時代、こんなにも深い設定を作ったゲームは珍しい。ゲームクリエイターがどういう意図でこのキャラクターを選んだのか、ものすごく興味があります。ぜひお会いして聞いてみたい。しかし、それは残念ながらできないのです。源平討魔伝のディレクターはこのゲームの制作中に肝臓破裂で亡くなっています。31歳だったそうです。その名は、源平討魔伝のエンディングに残されています。
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海に映えてなかなかかっこいい!
link (www.tokaikisen.co.jp)
速い!