すぎやまの日々

　
Negitakuを見れば、けっこう自主運営大会をやってる人が多くて心強い。幸いなことにオンラインの自主的なイベントは多いんだ。それをオフライン化するとか、一般市民に伝えやすくしていく方向で行動していきたいものだよ。

まーね、これはＥスポーツに限らずゲーム業界を通して感じるんだけどよ。ゲームについて語りたがる奴ってゲームやらないよな？　ゲームを楽しそうに語る人は、ゲームが好きなんじゃなくて、ゲームネタが好きなんだよね。だけど、ゲームの楽しみはゲームをプレイすることであってだね、あるいはゲームを作ることであってだね。語るだけじゃ世の中は動かないですよ。語り場でＥスポーツを知ってくれる人が増える。それ嬉しい。だけど、彼らが実際のＥスポーツを見ようとした時に、見るべきものはどこにある？

ゲームの周りにいる人の中で、実はゲームをやってない奴がいるんじゃねーか。そう感じ始めた時期は数年前。ゲームショウのプレスデーの帰りに入場待ちの行列を見たときから。徹夜で並びます、みたいなね。それおかしいだろ。ゲームが好きなら家でゲームやって、朝から並んでも遅くないだろ。朝から並んでも待つけど、徹夜するほど待たないよ。今は携帯型ゲームがあるから両立するようになったけどさ。あの光景はやっぱり変だと思うよ。ゲーム好きじゃなくて、ゲーム情報好きなんだよ。そいつらはゲームにいくら使ってくれるの？

そこでだ。Ｅスポーツの場合、いちばん楽しいことは、Ｅスポーツを語ることじゃないよな？　Ｅスポーツをプレイすることだよ。あるいは観戦することだよ、と。もちろん語っても楽しいよ。俺も語ってたよ。でも語りつくしちゃったな。いまんとこ、もう言うことないもんな。実はさ、Shoot It! が終った時、なんとなく未消化な気がしたんだよね。だからＥスポーツを語るサイトを作ろうと思ったんだけど、やっぱりそれじゃ満たされないと思うし、世の中にインパクトを与えられないと思った。書いているときから薄々感じていたんだ。書くって、書く対象ほど満たされていないってことに。ライター家業の宿命でもある。

Ｅスポーツの主役は語り部じゃないよ。プレイヤーだよな。だから俺は、語る時間を作るのやめて、プレイヤーに回ることにした。SOCOM面白いよ。クランランクシステムができたみたいだからステップアップしてみるよ。おれ頑張るよ。みんなも頑張ろう。やっぱり現場が大事なんだよ。事件は現場で起きてますよ。そういう意味で、グッドプレイヤーにはもっともっと頑張ってもらいたいっす。エウレカコンピューターさんも頑張って支えてほしいっす。ついでに成も頑張ってほしいナリ。LANLANLANのみなさん、なかなかいけなくてごめん、頑張ってるよね。楽しそうだな。うらやましいっす。いつか顔出します。

俺はプレイヤーやって、表現する側で頑張るよ。いつか一緒にやろう。日本でいちばんＥスポーツを楽しもう。語り部が追いつけないくらい前を突っ走ろうぜ。だからエウレカコンピューターさんおめでとう。グッドプレイヤーさん本当におめでとう。