教育について考えた
教職に就くからってわけでもないけど、教育について考えさせられた。
ご近所さんから「息子が京急の行き先表示幕を欲しがってるけど、売ってるところ知らない?」って話があった。あるよ。HEROのマスターじゃないけどさ。行き先表示幕ってのは電車の顔の上の方に書いてある行き先を書いたヤツね。終点でくるくる回って変更できるヤツ。
そういうのは京急の工場見学会に行けば売ってるヨ。あと、10月14日に日比谷公園でやってる鉄道の日フェスタとかね。他の鉄道会社のイベントにも出る。鉄道会社どうし仲がいいので、お互いのイベントに出張しあってる。
ご近所さんから「息子が京急の行き先表示幕を欲しがってるけど、売ってるところ知らない?」って話があった。あるよ。HEROのマスターじゃないけどさ。行き先表示幕ってのは電車の顔の上の方に書いてある行き先を書いたヤツね。終点でくるくる回って変更できるヤツ。
そういうのは京急の工場見学会に行けば売ってるヨ。あと、10月14日に日比谷公園でやってる鉄道の日フェスタとかね。他の鉄道会社のイベントにも出る。鉄道会社どうし仲がいいので、お互いのイベントに出張しあってる。
イベントが待てないときは鉄道廃品やさんで買える。高田の馬場あたりとか。私が鉄道ゲームの攻略記事で背景として使ったダイヤはそこで買いました。あと、ウチの入り口の扉に貼ってある京浜東北線の路線図もそこで。と、まあそんなことを教えて差し上げたわけですよ。
そのうちパパが「ヤフオクで2万くらいで出てるけど買い?」というので、見てみたら回転機構の機械も付いてる。「幕だけでの相場より高いけど、機械付きなら買いじゃないか?」なんて返事をして。だんだん電光掲示方式になってるから、字幕なんてもう市場には出ないかもしれない。
ところがね。
しばらくして、パパが写真を見せてくれたんですよ。
そこに在ったのは
こどもの「自作の方向幕」だったんです。
頑張って大きな字で行き先を書いて、紙を細長く繋いでね。手書きだから字の線が細いけど、ちゃんと方向幕風にできてる。よっぽど欲しかったんだろうね。自分で作っちゃうなんて。感動しちゃいましたよ。
それでオレは思ったね。
欲しいと言ったときに「自分で作ってみろ」って初めから言えば良かった。買う方法を知っていても言わない。まず作らせる。それが教育ってもんじゃないかと。
そういえばオレも小学生の頃、特急のヘッドマークを画用紙に描いて、自転車のカゴに貼って走ってたよなあ。いま思うとバカみたいだったけど、あれは楽しかった。急いで行くときは特急にしてね。ゆっくり帰るときは各駅停車で。自転車置き場が離れていたから、片づけに行くときは「回送」なんだ。行き先ごとに列車名を変えていたら、実在の列車名じゃ足りなくなって、新しい列車名を考えたりした。懐かしいな。夢中で絵を描いたのはアレが最後かも。
欲しいと言う子に買ってやる。それが正解なのかどうか。
今回はこどもに教わっちゃったなあ。
例えば鉄道模型を欲しがる子がいたら、いちどここを見て考えてみよう。
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