セカンドライフが盛り上がらない理由がわかった
今日はブロードバンド推進協議会のセミナーを取材してきましたよ。仮想世界のコミュニティサービスというテーマでしたが、けっこうおもしろかった。MySpaceはじめようかなあ、スプリュームも楽しそうだ、とか。なかでも共感したのは濱野智史氏の時間軸で斬るコミュニティの賑わいに関する講演が良かった。オンラインコミュニティでは、同期生にこだわると閑散とする。疑似同期性を取り入れると賑わいを演出できる。ニコニコ動画が流行った理由と、セカンドライフが寂れた理由がよくわかりました。
セカンドライフについてはちょっと関わりかけたので、Googleニュースアラートで記事を拾い読みしています。しかし、企業参入とか、企業参入支援企業とか、そんな話題ばっかりで、盛り上がってる感じがしない。
セカンドライフについてはちょっと関わりかけたので、Googleニュースアラートで記事を拾い読みしています。しかし、企業参入とか、企業参入支援企業とか、そんな話題ばっかりで、盛り上がってる感じがしない。
ゲームコミュニティを追っかけてると解るんですが、流行ってるゲームはユーザーが騒ぐんです。独自にトーナメントを開催したり、攻略wikiが立ち上がったり、チームが結成されたり。でもセカンドライフの一連のニュースを見る限り、ユーザーのムーブメントが伝わってこない。セカンドライフを語る人はいっぱいいるんだけど、セカンドライフを楽しんでいる人の話は聞かないねぇ。
セカンドライフに参入する企業って、商品にもサービスにも話題性が無くて、なんとなくセカンドライフに参加ってだけで話題に乗せて貰おうってフシがあるような。参入されたって別にわざわざログインして観に行きたくなるもの無いんだもの。
企業が参入したって良いし、楽しいことやろうって気持ちはわかるんだ。でもさ、一般市民は楽しいものを期待しているわけ。テーマパークだと思って行ってみたら産業文化会館じゃしょうがないよ。講演を聴きながらそんなことを考えてました。記事はこちらです。
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