呉越同舟
モバイルWiMAX陣営の記者発表会に行ってきました。次世代高速無線端末用の電波を総務省に割り当てもらう申請をしましたよ、という話です。総務省は2社に割り当てると発表しましたが申請は4社。巨大通信事業者が連合を組んでぶつかっています。三国志の序盤みたいです。
私が取材した陣営はソフトバンクとイー・アクセス。そこに資本参加する形でNECビッグローブ、ニフティが同席していました。いやー、ビックローブとニフティの偉い人が並んでますよ。パソコン通信時代の2強ですよ。
それはともかく、今回はちょっと感動した発言がありました。取締役のひとりが最後に「私たちは激しく競争をするあまり、日本の山をアンテナだらけにしてしまった。これを反省し、私たちのアンテナに集約したい」と。
あ、わかってくれている人がいるんだな。と安心しました。みなさんご存じですか。いま、ケーブルカーやロープウェイで行く展望台から景色を眺めると、ものすごくアンテナが目障りなんですよ。いっそ展望台にアンテナ立ててくれたら見なくてすむのに。携帯電話のアンテナは都市では目立たないんですが、田舎では目立ちすぎです。
SFアニメやゲームに光学迷彩ってアイデアがありますが、携帯会社はアレを真剣に開発して電波塔に装備してほしいです。日本の風景を返せ。
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