南東北紀行2
車窓から松島を眺めて石巻、そして女川という漁港を歩きました。路地裏に潰れたスナックがあって、貸し店舗と張り紙がありました。
夫の暴力から逃れてこの街にたどり着いた若い女と小さな子供。この張り紙を見て、貸して欲しいと連絡する。しかし、本心から店をやりたいわけではなく、その日の雨露をしのげるだけでもよかった。女の話を聞いた家主は、出店費用は貸すから店をやってみないかと持ちかける……と、そんな物語を想像しました。さて、この話、人情話になるか、サスペンスになるか、エロ小説になるか……旅に出ると創作意欲が刺激されます。
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冬の汽車旅はケツがかゆいです。