すぎやまの日々

鉄道＆Ｅスポーツライターの日常とか。

池上線

2007/02/13 Tue

鉄道のネタは主にこっちでやってるんですが、さすがにこれは感慨深い。
東急池上線／多摩川線に新車登場。

ずいぶんカッコよくなっちゃいます。
僕は生まれたときから小３くらいまで池上線の線路のそばに住んでいました。洗足池と石川台の駅の間にある変電所のそば。だから電磁波の影響でアタマ悪くなっちゃった……かどうかはともかくとして、僕の鉄道の原体験は池上線。

　
当時は緑色の鋼製車体で、3000系という電車でした。戦前製で、床が木の電車もあった。3450とか3456なんていう車体番号がなぜか嬉しくてね。そのうちに3800番台のノッペリ顔も来るようになって。高校時代、東北に汽車旅しに行ったら、十和田観光電鉄で3800系と再会して懐かしかったなあ。

そんな電車たちも、僕が高校に行く頃にはステンレスの車体に置き換わった。東横線のお古なんだけど、池上線はだいたい東横線のお古が回ってくるんですね。東急線の中ではいろんなことが後回し。冷房化とか。

僕が就職する頃には1000系という新型が走り始めた。戦後初めての新車だったそうで。でもそれは東横線の電車がとっくに大型化されて、お下がりにする電車がなかったんだろうな。これ以降、池上線と都心から切り離された多摩川線はセットで考えられるようになっていくんです。

新しい電車はステンレスボディに緑の飾りが入ってる。これはまさしく3000系の名残でしょうね。久しぶりに池上線に乗りに行こうかなあ。

池上線の話はWikipediaに詳しいです。僕の知らなかった歴史も興味深い。
西島三重子の池上線の歌詞はこちら。
歌詞の中の古い電車は3000系のことです。当時の東急は心外だと記者発表したらしいけど、確かに古かった(笑)。

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