電撃アスキー
近所のツタヤで『電撃アスキー』という小冊子を配っていた。手にとって笑った。内容を笑ったのではなく、この冊子の生い立ちが予想できたから。確かめたわけじゃないけど。
電撃と言えばメディアワークス発行のゲーム雑誌のブランドだ。アスキーはもちろんPC雑誌の出版社。私の古巣でもある。でも、たいていの人は気にしないでしょうね。週刊アスキーの特別版だ、くらいにしか思わない。それがフツーだな。
出版業界や広告業界に興味を持つ人なら、別々の出版社が協力するなんて珍しいな、と思うでしょう。大学のマスコミ研究会でテーマになるかもね。広告代理店がいい仕事をしたんだ、とか、コラボレーションの新しい形だ、とか。知ったかぶりさんが嬉々としてネタにするかも。
出版業界に身を置く人なら、メディアワークスもアスキーも角川ホールディングスなので、珍しいことではあるけれど驚くには値しない。ただ、アスキーと組むならファミ通のエンターブレインのほうじゃないのか？ という疑問を持つはず。
その疑問の答えはものすごく簡単。両社の仕掛け人同士が物凄く仲良しだから。そして二人とも私の元上司。どうです？ 図星じゃありませんか？ 見た瞬間、あ、あの二人の仕事だっ！ って思いました。
![【小説幻冬 2017年 05 月号 [雑誌]】…](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41gtq0lpHdL._SL160_.jpg)
COMMENTS