BACKDANCERS
ただ楽しく踊りたかった。それなのに、踊りに行く→不良、ダンサー→ステージのおまけ。そんな芸能界に飛び込んだ4人のダンサーたちが、ボーカルの引退で居場所を失う。そして、自分たちのポジションを探しながら成長していく。コメディタッチのサクセスストーリー。
アイドル映画ですよ。陳腐なストーリーと浅い演出で、とりあえずファンの子たちがDVDを買ってくれたら儲かるんじゃないの? なーんていう映画ですから……と思っていました。しかし、意外にも面白かったです。ごめんなさい。私、ダンス映画を舐めてました。
これ観た方が良いですよ。あのね、2次元少女ファンは特にコレを観てリアルな女の子に興味を持った方が良いです。あと、少年少女たち! この映画は君たちに勇気を与えてくれます。ストーリーはわかりやすいから安心しなさい。高校生は3人で行くとひとり1000円になるんでしょ? 行きなさい。いいですね?
と、偉そうなことを言っておいて、なぜ私がこの映画を観に行ったかというと、元Ruppinaの舞さんが出ているからです。Ruppinaの頃は良かったのになあ、舞になってからどうもなー、と思っていたところで映画出演の情報が。しかも劇中で歌を歌うという。どんな役者ぶりだか確認しておこう、という動機です。不純です。
でも、始まってすぐにそんなことはどうでもよくなっちゃいました。hiroさんかわいいよ。平山あやさんも生き生きとしていました。サエコさんとソニンさんは難しい役でした。みんなほんとによく頑張ってた。感動しました。あと陣内孝則さんがビシッと締めてる。
ストーリーはどうってことのないサクセスストーリーです。だけど、4人が苦悩していく様子、喧嘩する場面などの言葉にハッとするものがある。私はもうオジサンですからね。懐かしい熱さだと思いつつ、しまった、忘れてた! と気付くこともあったりします。
あとね、私は今まで、踊る人たちの気持ちがよくわからなかったんです。だからクラブやディスコが存在する意味がわからなかった。でも、この映画を観たら、踊る楽しさがかなり解った。この、解って貰うってやつぁ難しいね。日本はダンスに理解がない。でもダンスだけでイベントを成功させたい。そこに向かっていくパワーをどうするか。これはゲームやEスポーツにも通じる部分がありますよ。
気になることとしては、サクセスストーリーにしては順調すぎないか? ということ。4人が芸能界入りするきっかけとか、イベントスポンサーが簡単に見つかっちゃうとか。でもこれはいいでしょう。コメディーなんだから。かなりメッセージ性の高いコメディです。ご都合主義でも良いんだ。伝えたいことが伝わればヨシ。バックダンサーズの成功が、後進の踊り好きの少女に勇気を与える。ムーンライトダンスクラブがラストでちょっとだけグレードアップしているところも心地よい演出でした。
で、舞さんね。憎たらしいライバル役で出てました。歌は上手いんですけどねぇ。この性格の悪さは演技なんだろうけど、イメージダウンにならないのかなあ。続編を作ったらいいんじゃないかな。舞のチームとバックダンサーズのいがみ合いがエスカレート。ついに対決。そしてお互いに認め合ってグッドエンド。どうかな。
映像的には映画館で観なくても、DVDレンタルでもイイかな、という作りです。でもリズムの迫力が大事です。映画館で観るべきでしょう。音響設備の整った新しめのシネコンで観たほうが良いと思います。
[BACKDANCERS公式サイト]
と、偉そうなことを言っておいて、なぜ私がこの映画を観に行ったかというと、元Ruppinaの舞さんが出ているからです。Ruppinaの頃は良かったのになあ、舞になってからどうもなー、と思っていたところで映画出演の情報が。しかも劇中で歌を歌うという。どんな役者ぶりだか確認しておこう、という動機です。不純です。
でも、始まってすぐにそんなことはどうでもよくなっちゃいました。hiroさんかわいいよ。平山あやさんも生き生きとしていました。サエコさんとソニンさんは難しい役でした。みんなほんとによく頑張ってた。感動しました。あと陣内孝則さんがビシッと締めてる。
ストーリーはどうってことのないサクセスストーリーです。だけど、4人が苦悩していく様子、喧嘩する場面などの言葉にハッとするものがある。私はもうオジサンですからね。懐かしい熱さだと思いつつ、しまった、忘れてた! と気付くこともあったりします。
あとね、私は今まで、踊る人たちの気持ちがよくわからなかったんです。だからクラブやディスコが存在する意味がわからなかった。でも、この映画を観たら、踊る楽しさがかなり解った。この、解って貰うってやつぁ難しいね。日本はダンスに理解がない。でもダンスだけでイベントを成功させたい。そこに向かっていくパワーをどうするか。これはゲームやEスポーツにも通じる部分がありますよ。
気になることとしては、サクセスストーリーにしては順調すぎないか? ということ。4人が芸能界入りするきっかけとか、イベントスポンサーが簡単に見つかっちゃうとか。でもこれはいいでしょう。コメディーなんだから。かなりメッセージ性の高いコメディです。ご都合主義でも良いんだ。伝えたいことが伝わればヨシ。バックダンサーズの成功が、後進の踊り好きの少女に勇気を与える。ムーンライトダンスクラブがラストでちょっとだけグレードアップしているところも心地よい演出でした。
で、舞さんね。憎たらしいライバル役で出てました。歌は上手いんですけどねぇ。この性格の悪さは演技なんだろうけど、イメージダウンにならないのかなあ。続編を作ったらいいんじゃないかな。舞のチームとバックダンサーズのいがみ合いがエスカレート。ついに対決。そしてお互いに認め合ってグッドエンド。どうかな。
映像的には映画館で観なくても、DVDレンタルでもイイかな、という作りです。でもリズムの迫力が大事です。映画館で観るべきでしょう。音響設備の整った新しめのシネコンで観たほうが良いと思います。
[BACKDANCERS公式サイト]
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