すぎやまの日々

鉄道＆Ｅスポーツライターの日常とか。

『相棒』劇場版IV

2017/02/11 Sat

ドッグランにスミレちゃん。久しぶり。

今日は劇場版『相棒IV』の初日です。どうせ観るなら初日がいいです。ネットで徐々にネタバレしていくし、TVCMを観るたびに余韻が蘇る。

相棒ファンの母と行きます。今回は実家の近くのイオンシネマ港北へ。徒歩圏内に映画館があるんだけどなあ……と思いつつ、片道1時間のドライブ。

そしたら、ここ、設備がすごいよ。スクリーンが12もある。99席から488席まで。『相棒』はメインの1番スクリーンでした。

大きい……。画面大きいよママ……。ULTAMAっていうんだって。

鑑賞料金+500円でゴールドクラス席があります。2階席。1ドリンク付き。

映画館のドリンクって200～300円するから、席のグレードアップは300～200円でしょう。それでこのゆったり座席。専用ラウンジで座って待てる。

これはいい。母と映画を観るときはこっちに来よう。55歳からシニア料金ってのもいいね。あと5年(笑)

　
『相棒』よかったです。劇場版1作目と同じくらいかそれ以上かも。犯人がわかった後も右京さんの謎解きが続くんですけど、それがまたいい。政治的なテーマがちょっと鼻につくけどね……。犯人の心をグサグサと刺していくんですよ。謎解きもちょっと先が読めちゃうけど、右京さんらしく理に適った感じで安心です。

脚本は大田愛さん。監督は橋本一さん。ここにもびっくり。
いままでの劇場版と違う。

相棒といえば脚本が輿水泰弘さん、監督が和泉聖治さん。このコンビがシリーズの立ち上げコンビで、以降も毎回ではないけどメインです。劇場版も監督はずっと和泉聖治さんでした。脚本は1作目が戸田山雅司さんで、2作目は戸田山雅司さんと輿水泰弘さんでした。

今回は初めて輿水和泉コンビが関わってない。ちなみに和泉聖治さんは現在のテレビシリーズでは1度も関わってない。輿水泰弘さんは第1回だけ。最近は橋本一監督のほうが多いんですね。特捜最前線もそうですけど、テレビ朝日の長寿ドラマは脚本と監督にいろんな人が参加してます。ラインプロデューサーがしっかりしてないとできないですね。

大田愛さんはウルトラマンシリーズで活躍されたかたで、相棒はseason8から。初めて観たとき、いつもの相棒らしくないな……と思いました。その後、作品数は少ないけどいい話を書くなあと思っていたんですけど、前seasonは登板なし。もう書かないのかな、と思ったら、先々週と先週の前後編。そして劇場版。こちらに集中していらしたんですね。

劇場版『相棒』で、ストーリー以上に印象に残ったところは監督と脚本でした。
新しい風が吹いているんだなあ。

留守番のお詫びにオヤツを献上するの図。