サイバー格闘技におけるプロゲーマーの形成について
ふはははは。学者っぽく、回りくどいタイトルつけましたよ。
さて『鉄拳』という格闘ゲームで世界チャンプになるべく、日本人ゲーマーのストッキング松井氏がラスベガスの大会に参戦していたんですが、残念ながら負けちゃったそうです。インタビューの時はものすごい意気込みでした。でも、彼なら敗北に甘んずることなく、今後のプロゲーマーのあり方について、いろいろな経験をして来るに違いない、と思います。
さて『鉄拳』という格闘ゲームで世界チャンプになるべく、日本人ゲーマーのストッキング松井氏がラスベガスの大会に参戦していたんですが、残念ながら負けちゃったそうです。インタビューの時はものすごい意気込みでした。でも、彼なら敗北に甘んずることなく、今後のプロゲーマーのあり方について、いろいろな経験をして来るに違いない、と思います。
彼の話を聞いて、なんとなく思ったんですが、プロゲーマーとe-Sportsはイコールではない。e-Sportsはどちらかというと参加することに意義がある世界。そこで仲間が増えたり、技術を競ったり。そして技術が磨かれると鑑賞に堪えられるものとなり、鑑賞の対象がプロゲーマーになります。
鑑賞の対象、興行という意味で、格闘ゲームは良い素材だと思います。勝ち負けがわかりやすいし、殺し合いではないし。アクションが派手だし。このスタイルは、現在のプロレスとかK-1の世界をそのまま使える。戦うだけじゃなくて、プレイヤーの一言、一挙一動がそのままエンターテイメントになる。○○軍団とか、ヒール役とか出てきてさ、リング以外のバトルも楽しめる。
まあ、何が言いたいかというと、ストッキング松井と日本の現役最高位ゲーマーとのマイクバトルが見たいです(笑)。
「おまえなー、意気込んでいった割には惨敗じゃねーか」
「おまえみたいにチャレンジ精神を忘れた奴に言われたくねーよ」
「なんだとコルァ! 俺と勝負しろ! 一撃で倒してやる」
「望むところだ。首洗って待ってろ!」
というね。試合前後に握手なんかしなくていい。闘志むき出しで。
お互いの言葉にゲームへの愛情がこもっていれば、なお良し。
アジャコングのセンスもちょっと入ってると……、あ、それはいいや。
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