第一回 IGDA日本デジタルゲーム競技研究会
IGDAの日本デジタルゲーム競技研究会に参加してきました。IDGAはゲーム開発者の団体で、ゲームの制作やマーケティングなどの研究や情報交換をしています。世界的な組織の日本支部です。
今回は記事を書くための取材ではないので気楽そのもの。話としては既知の部分が多かったけれど、参加者はゲーム開発者、オンラインゲームサービス担当者、メディア、イベントプロデューサー、プレーヤーなど多彩です。「Eスポーツが気になる」という人が、気軽に集まって話し合い、名刺交換して続きは個別に、という雰囲気でした。
僕は7日前の日記で、「Eスポーツのニュースが議論系ばかりで頭でっかちになりそう」と懸念した。だけど今回の集まりは現場に近かった。Eスポーツに関する現況や各立場の見解を知るメディアがないから、こういう場所は必要だな。いろんな人と話をしていると、いま実際はどうなってるのか、自分は何をしなくちゃいけないのか、という問題が見えてくる。
今回は、プロを目指して海外に行ったプレーヤーさん、オンラインイベントやサーバの管理人さん、オフラインイベントを手がけるプレーヤーさんと話した。Eスポーツと一般プレーヤーとの橋渡しをする核がない。Eスポーツプレーヤー同士でも、種目を超えた情報交換ができていない。という話が出てきた。つまり、実は現場も迷走しかけているんだ。という問題がわかった。
サブプライムショックの影響で、アメリカのEスポーツ選手のリストラも始まっているらしい。世界のリーダーの失速は困る。だけど、アーケードやコンソールマシンで立ち上げられそうな日本にとってはチャンスかもしれない。
さて、それはそうと核だ。Eスポーツプレーヤー同士、一般プレーヤーへのEスポーツへの認知、一般社会への認知。それを解決する方法。何がいいんだろうね。じゃあ、今後はその辺の話をしていこうか、というゆるい約束をして帰ってきました。
あ、そうそう、僕の記事がきっかけで、noppoさんは母校の英雄になっているそうです(笑)。お役に立てて良かった。
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