粋とは路上に転がった愛のことだ
暇つぶしのつもりで読んでいるつもりの文章に、かっこいいフレーズがあるとビックリしてたじろぐ。今回はANAの機内誌から、10月はスペイン特集で、スペイン在住の画家の堀越千秋さんのエッセイに出てきた言葉。
粋とは路上に転がった愛のことだ
へレスの街で見知らぬ人々との交流が生き生きと描かれていて、ここはお金よりもフラメンコな流儀が通用する。スペインにはヒターノという放浪の吟遊詩人みたいな人たちがいて、そんな人たちは路上で歌って小銭を稼いで暮らしている。そんなヒターノに筆者は些細な金額を請われ、へレス流の流儀で素直に渡す。実はそのヒターノは有名な歌い手で、後日、彼のためだけに歌ってくれたという。そんエピソードのあとでの言葉でした。
粋って言葉はいろんな意味があると思うけど、彼は自身の経験からばっさりと定義してしまう。その思い切りの良さ。断定調の潔さ。見事です。
粋とは路上に転がった愛のことだ
へレスの街で見知らぬ人々との交流が生き生きと描かれていて、ここはお金よりもフラメンコな流儀が通用する。スペインにはヒターノという放浪の吟遊詩人みたいな人たちがいて、そんな人たちは路上で歌って小銭を稼いで暮らしている。そんなヒターノに筆者は些細な金額を請われ、へレス流の流儀で素直に渡す。実はそのヒターノは有名な歌い手で、後日、彼のためだけに歌ってくれたという。そんエピソードのあとでの言葉でした。
粋って言葉はいろんな意味があると思うけど、彼は自身の経験からばっさりと定義してしまう。その思い切りの良さ。断定調の潔さ。見事です。
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