すぎやまの日々

鉄道＆Ｅスポーツライターの日常とか。

携帯熱、冷める。

2008/01/27 Sun

携帯電話の買い換え気分が盛り上がっていたんですが、電池を交換したら調子がいいので「ま、いつでもいいか」という気分に。そういう気分はついつい表に出ちゃうモノで、いぬ散歩の仲間にも機種交換よりコンパクトデジカメをオススメする始末。デジカメが500万画素になったから、と言いますが、携帯電話でどんなに画素数が大きくなっても、絵がきれいになるとは限らないわけですよ。

そもそも大きな画素数を使い切る人のほうが少ないはず。デジカメで撮影するときに、最大サイズを使うことは滅多にないですよ。私は仕事用に500万画素のデジカメを使っていますが、常用する写真のサイズは1280×690ドット。130万画素しか使っていません。これは発表する媒体がWebだからですが、一般にはサービス判にプリントする場合も1200×1600ドット、200万画素もあれば十分だそうです。これより大きなサイズになるとむしろ不便。データの転送に時間がかかるし、メモリ容量も食うので撮影枚数が減ります。そもそもPCのデスクトップに表示し切れません。

　
デジカメ携帯よりもコンパクトデジカメのほうが優れているところは、レンズが大きくて明るいこと。レンズが明るいとシャッタースピードが速くなり、ブレが減ります。ブレといえば、手ブレ補正の方式も違います。ケータイカメラの手ブレ補正はソフトウェア処理。４枚の連続写真を撮り、合成してブレを補正して１枚の写真にします。だから保存に時間がかかるし、白い壁、透明な水、日陰などの部分でザラザラした絵になります。これに対してコンパクトデジカメは光学補正。手の動きとレンズの動きをジャイロセンサーでシンクロさせます。これはものすごくきれい。私がパナソニックのカメラにした理由もコレ。記者発表に出かけると、デジタル一眼レフを持ってくる人の次にパナソニックが多い。

だから高性能なデジカメが欲しい、と思ってケータイを買い換えるのはちょっと待った！　ドコモの905iって50400円でしょ。もっと高性能なコンパクトデジカメは２万円以下です。光学ズームもついてるし、私ならコンパクトデジカメにします。

ではなんで私がケータイを買い換えたかったかというと、ワンセグを観たかったから。だけどふだんウチにいますからね。外でテレビ観たいときってあんまりないんだな。

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