残酷なマーケティングのテーゼ
仕事中に居合わせた50代のロマンスグレーの紳士から「エヴァンゲリオンがお気に入り」という発言が飛び出してビックリしたわけです。初号機とか弐号機とかいう言葉がポンポン出てくる。若い人の趣味に理解があるんだなあ。息子さんとアニメを見てるんですか、と言ったら、パチンコの話でした。パチンコ「エヴァンゲリオン」は良く出るぞ、という話。初号機リーチ、弐号機リーチ……(笑)
エヴァンゲリオンというと、僕らガンダム1年戦争世代よりもひとまわり下の世代がファン層の中心かと思いますが、ポーンと飛び越してひとまわり上の世代にも認知度高し、というわけです。
エヴァンゲリオンというと、僕らガンダム1年戦争世代よりもひとまわり下の世代がファン層の中心かと思いますが、ポーンと飛び越してひとまわり上の世代にも認知度高し、というわけです。
いまやパチンコはキャラクター映像の宝庫なわけですが、このきっかけはSNKがアゼルの傘下に入った頃じゃないかなーと思います。このあたりからゲームメーカーとパチンコメーカーがとっても仲良くなっちゃった。サミーがセガを買収したなんて話も記憶に新しい。
なんでパチンコ屋さんがゲームメーカーと仲良くなったかというと、パチンコ機のデジタル化と、ゲーム世代のパチンコ市場への誘導が目的じゃないかなー、と思っていた。僕の回りもゲームセンターに行く人は多いけどパチンコにはまってる人は少ない。だからアニメ・ゲーム世代が大人になったとき、パチンコ屋さんに来て貰うには、アニメやゲームのキャラクターを使って誘えば良いんだ! って思ったんだろうね。
でも、実際には目論見通りに若い人たちが来てくれたわけじゃなくて、逆に従来のパチンコファンのオジサマたちが、アニメやゲームのキャラにとっても親しんでくださるという状況じゃないかなあ。それが何となくおもしろいな、と思う日曜の夜でした。
あ、そうそう、倖田來未ってどんなPVよりもパチンコのCMの方がキレイだよね! 倖田來未パチンコ屋ってみたいなあ。禁煙のバチンコやさんないかな。
COMMENTS
でも、結局「玉出てナンボ」「出るときゃ出る」というギャンブル要素で人気を左右される世界なので、ギャンブル性が弱すぎる(今は5号機世代でかなりギャンブル性が抑えられている)と、簡単に人離れが発生して即台交換という憂いなき目にあう、かなり厳しい業界かな、、と思うです。
今はとにかくキャラモノで釣る傾向が非常に高いですねー。その方が色々なトコで取り上げてくれるからでしょうか(これぞマーケティングか)。
でも、多分間違いなく劇場版Theシンプソンズは別の意味で失敗かもしれぬ。とはいえ、シンプソンズの版権はかなり高いとも聞くので、そうでもしなければペイできなかったのかも、、と邪推してみるw
探すとありますよ〜 禁煙フロアを設けたパチンコ屋って。